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ファーストアルバム以降、コンスタントにリリースを続けるBellによる新しいEP『Blue Tapes 2: Still I Am』。たとえ「そのとき」の感情が青臭いものであっても素直に向き合い、短期間で言葉に落とし込む『Blue Tapes』シリーズの2作目となる。
人として自然に存在するエゴが、無条件に抑制される空気感に包まれるいま。今作でBellが提示している、きれいごとではなく「俺は俺」で「お前はお前」というスタンスは鋭利に見えるかもしれない。しかし、それぞれが自分自身の感情を大切にすることで、本当に守りたいものを守れるのではないか、という本質的なやさしさのあり方を考えさせられる。
大阪府出身のヒップホップ・アーティスト、Bell(ベル)。地元でキャリアをスタートし、現在は東京をメインに活動中。変わりゆくライフステージと共に自身の感情に寄り添い、「その日の気分で音に乗る」というスタンスでキャリアを重ねている。映像クリエイターのRyo Takahashiとの出会いをきっかけに、DJやデザイナー、カメラマンなどが所属するBishop Arcade(ビショップ・アーケード)を2013年に結成。楽曲だけでなくビデオやデザインなど、幅広い制作を手掛ける集団を率いている。2015年にリリースし、長く支持される人気曲『途』を収録したミックステープ『for the goodman mix.』は、さまざまなスタイルの20曲を収録し話題を呼んだ。また、同曲のファンだと公言する唾奇とは、ファーストアルバム『GARDEN』にて初共演。コラボ曲の『don't care feat. 唾奇』は人気を博し、再生回数を伸ばし続けている。
Bishop Arcade