歌詞

歪んだ星から来た 迷惑な異物と

欲に刻まれた しょうそうの長い影

私は知っている 誰も見ない裏側を

透明な嘘を剥がす 異質のフラッシュで

日常の隙間で 呼吸を盗むように

理想を集めすぎた パンドラの箱の孤独

望むのはただ一つ 触れられない無垢な音色

なぜ、この手は いつも真実を傷つける？

ラララ、名前のない 歌の残骸を

泥にまみれた影と 奪い合う夜明け

純粋な願いは いつも醜く捻じれて

届かない場所で 木魂になる

ごめんなさい、私 歪なままで

愛の定義を ずっと探していた

遠いほしの匂い 忘れてしまった

ブツブツとりゅうきした 劣等感の肌が

鏡に映るたび 嫌悪で目を閉ざす

戦うべき相手は 目の前の相手ではなく

内に潜む 傲慢な私欲の衝動

誰もが隠す 真夜中の弱さを

暴きだすたびに 募る後悔の熱

欲しかったのは 透けた心臓の色ではなく

隣でただ 息をする温かさ

ラララ、名前のない 歌の残骸を

泥にまみれた影と 奪い合う夜明け

純粋な願いは いつも醜く捻じれて

届かない場所で 木魂になる

ごめんなさい、私 歪なままで

愛の定義を ずっと探していた

歪んだ過去が 怪しすぎる闇を放ち

やっと掴んだ 一瞬の「音色」は

まるで砂時計 零れて消えてゆく

迷惑なキャラクター 演じるしかなかったの？

過去への郷愁が 喉を締めつける

ラララ、名前のない 歌の残骸を

泥にまみれた影と 奪い合ったけれど

純粋な願いは らせんを描き昇る

いつかその音色が 私を許すなら

歪な　魂ごと抱きしめて

夜のとばりの向こうへ 連れ出して

頭の熱が 冷めてゆく朝

微かな希望を 瞼の裏に