Lyric

夜空に瞬くひとつの星

離れて照らす暗がる銀河

手を伸ばした所で届く事もない

流された刻　無情なシーケンス

忘れた願い　煌めくフリ

隠された過去　「大丈夫」は嘘

霞みゆく景色　失った未来

諦める程　先などない

蝕む希望の代価

無防備に散らし　闇夜に酔う

雨に打たれ続けても

消えないメロディー

胸の奥で鳴らし痛ぶり続ける

世界は哀も変わらず冷たいけれど

鳴らす音色の情けくらい信じさせて

間違え続けて　彷徨う日々に

光は見える影もカタチもない

傷つく度に強くなれるのならば

涙に意味を見出せるかな

私はどこにも存在しない

与えられない価値　空気のように

当たり前のように寄り添うつもり

失って初めて気づかれるのでしょう

孤独と向き合い続けたところで

一つも産み出せない　仮初の情熱

組み立てては壊す無常に鞭を打ち

今日もひとりきり

懺悔に寄り添うの

いずれ手放したいドス黒い贖罪

震えた手で掬い上げるほのかな誠実

誰も傷つかない世界に想いを馳せて

ひとりきりでも抗える覚悟を手にしたい

目に見えるものが全て真実ではなくて

見たいものしか見えない理の様で

囚われ続ける籠の中の鳥

苦しみにうつつ抜かす

Sagaなのでしょう

私はどこにも存在しない

あなたはどこにも存在しない

断絶され互いに認識も叶わないのであれば

星となり照らすくらいは許して