生活圏よりのジャケット写真

歌詞

夏がすみ、

soyouth

セミの声と制汗剤の匂いと眠くなる授業

を下敷きで作る風で混ぜ合わす教室で

密かに想っていた

あの子の背中を

眺めるだけで胸が

苦しくなってた

誰にでもある話

この夏の酸っぱさも

馬鹿みたいな暑さも

ビンのソーダで割り切れるかな

このままずっと夏でいい

青い春と赤い夏を二つ混ぜ込んだ

忘れたくないな 二度とこない

手持ちの花火の火を分け合った日

はしゃぐ学生を見て思い知った

いつのまにか僕ら歳をとっていて

もう戻りたくても戻れないことや

大人になりきれてないこと

今日も青春残業中

多くはない友人と

意味もなく過ごした日々が恋しいよ

コンビニの前宴会場

冷たい視線、熱い地面

酒なんて無くても馬鹿みたいに笑えた

あの夏の酸っぱさも

明日からの辛さも

この苦い酒で割り切れるかな

押し寄せる現実味と

喉でつっかえた本音と

全て飲み込んで大人のフリを

もう戻れないよ この夏にも

二つとない日々が終わる

また夏が過ぎてく

一つ一つと 歳をとって

二つとない日々が来るよ

風が夏をさらって

変わっていくよ 何もかもが

手持ちのタバコの火を消して

全て混ぜて飲み込んだら

もう戻れない日々がまた始まる

  • 作詞

    Shuhei Funaki

  • 作曲

    Shuhei Funaki

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東京ロックバンド、soyouthの1st EP。

アーティスト情報

  • soyouth

    2021年、コロナ真っ只中に都内で結成、ライブ活動を開始。2023年9月にはLOSTAGEのツアーにて、bacho,FRIDAYSとの共演が決定している。会社員を逃げるようにやめたVo./Gt.ふなしゅーのひねくれた歌詞、空間を切り裂くソリッドでキャッチーなギターリフ、それら全てを受け入れるメロディは、全ての労働者、半端者、ひねくれ者に真っ直ぐと突き刺さる。特別なライブでのみ披露される『それより早く酒飲ませてくれ』は現代人の生活には必須の名曲!全国のライブハウスで精力的に活動中。

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