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歌詞

Replica

秋月美咲

作られた優秀 偽物の能力

1つもひかれぬ 七光りみたい

初めからこう決まっていたの?

僕の意思じゃ

呼吸もできないや

ずるい奴だって思うのだろう

まるで虎の威を借る狐のよう

そうじゃない、いや、

そうだってのは

紛れもなく

事実なんだ

映し出された僕に

向けられているその目は

君の代わり第2号です

自分だけで立つこともできない

きっと僕だって

できるはずだから

きっと今だって

見ててよ

ちゃんとできるはずだったなんて

もがいても喚いても叫んでも

追いつけやしないじゃないか

このふざけんなよ

ろくでなし

みせられたもの 類似の何か

本物があってここに僕はいて

初めはこんなんじゃなかったけど

運命の存在

今は感じた

ちょろい奴だって思うのだろう

まぬけに一杯食わされたよう

そうじゃないだろう 食わせているの

「きっと僕だ」って

もがき続けてた

「きっと今だ」って

今だって見てろよ

かかってこいよそのツラで

なんだどうした

馬鹿な威勢は、あの虚勢は

忘れちまったっていうのかい?

二度とこっちみんなよ

根性なし

照らし合わせた僕に

向けられている期待は

僕じゃなくて でも君じゃなくて

Replicaなんかは

何もすごくなくて

君を失った僕に

一体何が残るの

誰か教えて 教えてよねえ

それを誰も教えてくれない

「きっと僕だって」

そんな口癖を

きっとあの時もいつの日も今でも

解けぬまま呪いのように

変わりたかった、笑いたかった

それでいい、それがいい

僕だからいいなんて

言われるのを待ち続けた

きっと

期待して裏切られ期待され

答え続けては

きっと今だって僕だってと浮かべば

何度だって斬首して

路頭に迷って、夜に泣いて、叫んでも

もうできない 後戻りだけは

ほら、時間だよ

寄るべ無し

生きていくことを選んだ以上は

またあなたに出会うのでしょう

深い深い闇に呑まれ

でかいでかい波に追われ

時が経ったとて夜明けは来ない

いつになったってうるさい都会

僕は僕を探し続ける

僕は僕を目指し続ける

生きていくことを選んだ以上は

一生付き合っていくよ

時が経ったってわからない

いつになってもわだかまり

だけど人の心は温かい

そして見つけたんだ一つの愛

僕は僕だと謳い続ける

僕は僕を謳い続ける

  • 作詞者

    秋月美咲

  • 作曲者

    秋月美咲

  • プロデューサー

    秋月美咲

  • ギター

    秋月美咲

  • ボーカル

    秋月美咲

Replicaのジャケット写真

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    Replica

    秋月美咲

『Replica』は、誰かの代用品として扱われた痛みを抱えながらも、“自分の人生を自分の力で証明する”ために前へ進み続ける闘志を描いた一曲です。
屈辱も悔しさも噛み砕いて血肉に変え、「僕だって」という叫びとともに突き進むその姿は、走りながら戦う生き方そのもの。
ライブでも象徴的な一曲であり、最後のポエトリーで“ここからも闘い続ける”ことを刻みつける、秋月美咲を代表する作品です。

アーティスト情報

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