

靴下が臭ぇ? 笑っとけよ
でもな、それが“働いた証”だろ?
ビール片手に背中をのばす
それでも明日は また家族のために行く
だらしないって言われてもいい
オレはこの家の縁の下
父親はな 目立たなくてちょうどいい
靴下じゃ測れねぇ 俺の生き様
目覚ましが鳴る前に目が覚めて
こっそりテレビを見ながらネクタイ締める
カバンに詰め込むのは資料と覚悟
顔洗って、戦場へ向かう
朝イチで上司の説教
昼は冷えたコンビニ弁当
イチの客はタメ口、ドヤ顔
でも笑って営業スマイル、それがプロ
ビール1本で終わる夜
その味が何よりも沁みる
靴下脱いで「くせぇ!」って笑われる
でもな、誇れるニオイってあるんだよ
靴下が臭ぇ? でも心は澄んでる
背負ってんだよ みさえとしんのすけとひまわり
クタクタでも 笑顔は忘れねぇ
それがオレのサラリーマンってもんだ
一軒家のローン、年に一度のボーナス
車検に保険にPTAの役員表
しんのすけの自由奔放
ひまわりの泣き声 みさえの怒鳴り声
ぜんぶひっくるめて“帰る家”なんだ
どれだけ疲れてても、あの「おかえり」でリセット
何気ない会話の中で
オレ、今日も少し救われた気がした
家族ってのは、言葉じゃ測れねぇ
でもオレが守ってるって言える
目立たなくていい、派手じゃなくていい
それでもこの手で支えていたい
靴下が臭ぇ? それがどうした?
誇りの汗がしみ込んでんだよ
オレはヒーローじゃなくていい
でもこの家の地盤でいたい
部下に抜かれた昇進レース
「お先に失礼します」って若手の背中
ちょっと悔しいけどな、
家に帰ったときに全部吹き飛ぶ
「パパ、抱っこ!」ってしがみつく腕
その重みがオレの勲章
「お疲れさま」ってみさえの一言
その一杯で全部報われんだよ
だから明日も満員電車に乗る
スーツにしわをつけたまま
誰かに褒められなくてもいい
オレはオレで、ここに立ってる
会社じゃただの係長
でもこの家じゃ要だろ
酔っても情けなくても
オレの背中が、この家を支えてる
靴下が臭ぇ? それでもいい
このニオイには家族の時間が詰まってる
名前じゃなくて、背中で語れ
それが弱ぇひろしって男の生き様
笑ってろよ 今日くらいは
オレはこの靴下のままで進む
ちょっと臭くても ちょっと情けなくても
野郎なんだ
- 作詞者
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-, Ryohu
- 作曲者
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-, Ryohu
- プロデューサー
Ryohu
- レコーディングエンジニア
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- ミキシングエンジニア
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- マスタリングエンジニア
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- アシスタントエンジニア
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- ギター
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- ベースギター
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- ドラム
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- キーボード
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- シンセサイザー
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- ボーカル
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- バックグラウンドボーカル
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
- ラップ
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-

MY MELODY STUDIO -BANDWORKS- の“靴下がくせぇ、ひろし、それでも生きる。”を
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靴下がくせぇ、ひろし、それでも生きる。
MY MELODY STUDIO -BANDWORKS-
仕事帰りの汗とため息。だけど家の「おかえり」で全部チャラになる——。
等身大のお父さんが、ユーモアまじりのラップロックで“生き様”を歌い切るワーキング・アンセム。
ちょっと情けなくても、背中で語る。明日また満員電車に乗るための一杯みたいな一曲。