

ひらひらと舞う蝶
砕けた蛍光灯
ガラスが散る時
ひらひら
蝶々
飛んでいた
"間違っていよう"
雪の結晶の粒
顕微鏡でのぞいた
眺めるみたいに見つめていた
回送列車
眼球に足跡を
今日を忘れない
洗い終わったお皿
シンクに落ちていく
相容れず無言になる
君はどこを見ている?
ひらひらと舞っている
照らす光
気付く
こんなに散らかっている部屋
太陽の光が刺す
時折光るのは
空中に漂う埃
間違いかどうかは私が決める
良いも悪いもない
- 作詞者
桃蟹
- 作曲者
桃蟹

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アーティスト情報
桃蟹
岐阜県出身、現在は東京を中心に活動するシンガーソングライター。活動当初はアコギで曲を作っていたが、2023年よりDTMでの制作を開始し、現在は作詞・作曲・トラックメイクを全て自身で手がけている。アンビエント、エレクトロニカ、ポストダブステップを横断する独創性の高いサウンドと、フォークや童謡にも通じるメロディー、丁寧にコントロールされたイノセントな歌声で紡がれるアヴァンポップは、幻想的であると同時に人肌の温もりを感じさせるもの。そこで歌われる言葉は悲しみや痛みといった内省的な感情と、願いや祈りのような切実な感覚を併せ持ち、繊細な心象風景を高い解像度で描いていく。2025年1月にFRIENDSHIP.からデジタルシングル「bloom」をリリース、全編フルアニメーションによるミュージックビデオ(監督・保谷聖耀)を公開して、2月にファースト・アルバム『Into my downpour』を発表。ライブでは弾き語りとラップトップを融合したパフォーマンスを行い、観る者の心を揺さぶる。