

夕暮れの四条を 風が渡るころ
遠い篠笛が 夏を呼んでいた
朱い提灯 ゆれる人の波
浴衣のきみが そっと微笑む
何気ない言葉を 交わしながら
時を忘れて 歩いた夜
肩がふれるたび 胸は高鳴り
世界は ふたりだけだった
宵山の灯りが
心の奥を照らしてゆく
つないだ手のぬくもりは
今も風の中
遠ざかる笛の音が
あの日を静かに連れてくる
戻れないからこそ美しい
そんな季節がある
白川の流れに 月が揺れて
石畳には 影が並ぶ
それぞれの明日を 歩きながら
季節だけが 巡っていった
あの日のきみに 逢えるなんて
遠い年月を越えた午後
あの夏を知る 微笑みだけが
静かに胸を あたためた
思い出は
昨日へ帰るためじゃない
今日という景色を
やさしく照らす灯火
人は誰も
心にひとつの京都を抱いて
明日へ歩いてゆく
今年も鉾が 空を仰ぎ
変わらぬ夏が 街を染める
変わったのは 時ではなく
あの日を抱く この心
遠く聞こえる 祭囃子が
夕空へ溶けてゆくころ
ありがとうと 小さくつぶやく
七月の風に向かって
- 作詞者
Alexsophie
- 作曲者
Alexsophie
- プロデューサー
Alexsophie
- ソングライター
Alexsophie
- プログラミング
Alexsophie

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祇園祭の記憶 in KYOTO
Alexsophie
祇園祭の夜、遠くから聞こえる篠笛の音が、胸の奥に眠る記憶を静かに呼び覚ます。
夕暮れの四条通、白川の流れ、揺れる提灯、行き交う浴衣姿──。
変わらない京都の夏景色の中で、人生のさまざまな出逢いと別れ、そして時を越えて残る想いを描いた、大人のための叙情的なバラードです。
派手な恋愛ではなく、「あの夏があったから今の自分がある」という感謝を、アコースティックギターとチェロを中心とした穏やかなサウンドに乗せて歌います。
アーティスト情報
Alexsophie
私はソングライティング・アーティストとして、自身のビジョンと言葉を起点に楽曲を設計しています。 制作ではAIを編曲や音像設計を拡張するための制作ツール(楽器)として活用し、最終的な表現と判断はすべて自ら行っています。 Alexsophie名義で、Apple Music、Spotify、Amazon Musicなど主要音楽配信プラットフォームに作品をリリース。 YouTubeでは楽曲作品を、Instagramでは制作過程や作品世界を発信しています。 アーティスト名は、愛犬Alexと愛猫Sophieに由来します。 人間の感性とテクノロジーの可能性を融合させ、静かな余韻と物語性を大切にした楽曲制作を行っています。
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