歌詞

雨に濡れた若い男女が傘もささずに

互いの熱を離さなかったという

くたびれた表紙の古い小説

華奢な時計の針が0時を回る頃に

君はバツが悪そうな顔して来るでしょう

つまらないおとぎ話はもう

私の一部

ページをめくる音に合わせて

ステップを踏んで

アイスクリームが溶けた

新しいシャボンの香り纏って

あなたを待つ

スヌーズため息　止めた気になって

リザーブした席　話題の映画へ

煙吐く僕は　重たい目

眠りの魔法は　覚めないままで

狭い路地　小走り午前10時

黒いネコ　関せず大きく欠伸

向けられた2つのひとみ

子供の頃読んでもらった絵本みたい

あざやか　はなやかに　色づく　街並み

シャツから　コートに　ほら早変わり

群れる男女　冷えた手　繋ぐ

ポケットにしまって伝える微熱

窓辺に座る　君見つけ

ごめん言う前にまた見惚れてる

あぁ、やっぱ綺麗だ

ただ人並みの事しか思いつかないなぁ

ページをめくる音に合わせて

ステップを踏んで

アイスクリームが溶けた

新しいシャボンの香り纏って

あなたを待つ

ガラス越しの魔法

胸がちょっと

踊り出す

強気なメール

送った後少しわらって

あなたを待つ

昼下がりの光景

雨上がりの街へ

昼下がりの光景

雨上がりの街へ

出掛けよう