

長屋の 壁に 沁みる 夜
提灯の 光 濡れて 滲む
路地の 隅に 白い 箱
自販機だけが 朝を 待ってる
指先が 探す 固い 釦
ひとつ 押しても 何も 言わぬ
静けさの 中 聞こえるのは
氷の 唸る 息遣い
かち と 夜が 少し 決まって
ちりん と 心が 光るだけ
会えぬ 言葉は 入口で
釣銭みたいに 戻ってくる
白い 光に 顔が 薄れ
誰でもない 名前が 揺れる
川辺の 石は 冷たいまま
足音だけが 解けていく
真っ直ぐなのに 迷いみたいな
無人の 通りを 抜けてゆく
受付 終了
通信中
見えないままの 曲がり角
がこん と 落ちて
振り向きたくて
振り向かぬまま 朝になる
かち と 夜が 少し 決まって
ちりん と 心が 光るだけ
会えぬ 言葉は 入口で
釣銭みたいに 戻ってくる
白い 光に 顔が 薄れ
誰でもない 名前が 揺れる
- 作詞者
Liminal Reverie, shintaro
- 作曲者
Liminal Reverie
- 共同プロデューサー
Liminal Reverie
- プログラミング
Liminal Reverie

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じはんき
Liminal Reverie
『じはんき』
江戸の路地に、ひとつだけ“ないはずの光”。
提灯のぬくもりの横で、自販機の白が静かに浮く。
三味線のチョップをブーンバップに溶かして、湿った石畳の反射と、言えなかった言葉の残響を鳴らしたlo-fi。
アーティスト情報
Liminal Reverie
**Liminal Reverie(リミナル・レヴェリー)**は、 「現実と夢のあいだ」をテーマにした インストゥルメンタル・プロジェクト。 昼と夜のあいだ。 賑わいのあと。 現実と夢が、まだ分かれきらない瞬間。 そこに残る気配、余韻、空気を音にする。 和と洋、対になる二つの軸を持ち、 和:江戸lofi 洋:Liminal Reverie それぞれ異なる世界観で楽曲を制作している。
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