Bottomless Works vol.1のジャケット写真

歌詞

Nostalgia in the BOX

ソコナシ

幼き胸に響く潮騒 セピア色に褪せた風景

大きかった公園は こんなにも狭かったんだね

あの日を過ごした友達は 今何をしているんだろう

箱の中に閉まった 消えそうなノスタルジア

大人になって 蓋を開ける事もなくなって

胸躍る御伽話も 一つ 二つ 忘れていく

灼けつくような 懐かしさが 涙を奪うのは何故?

蒸発したのは いつかの 子供

コンクリートと ネットワークの狭間に 溶けて 消えた

遠い空 失くしものを探して走り出した 僕達

摩天楼に削られて 見えなくなったとしても

星さえ失われた 四角い夜空に手を伸ばした

その光が もう 失われているのだとしても

幼いころ 何も自分で出来ない事がもどかしくて

早く大人になりたいと思っていた

この無力感も閉塞感も 子供でなくなればきっとなくなると信じて

時は過ぎ 大人になって

子供の自分に 責任と背負うものができただけだとわかった時

あれほど大人になりたかった自分は 何だったのだろうと思い返す

無力感も閉塞感も変わらず僕の中にも みんなの周りにもあって

もしかしたら 一番子供なのは この世界なのかもしれない

それでも走る 忘れかけたあの日の空を もう一度

遠い空 失くしものを探して走り出した 僕達

摩天楼に削られて 見えなくなったとしても

星さえ失われた 四角い夜空に手を伸ばした

その光が もう 失われているのだとしても

何時までも大人になれない僕達よ

未だ未来を知らない子供達よ

否応なく訪れる未来に向かって

忘れ物は ないかい?

  • 作詞者

    ソコナシ

  • 作曲者

    ソコナシ

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