

春の匂いに吹かれながら
ひとりきりで
空を泳いだ
寂しいまま 少し救われた
世界の上で
静かに浮いた
窓の外 春が揺れてた
笑い声だけ遠ざかった
冷たい風が胸を抜け
夜に静かに溶けていく
空っぽなのに満たされて
痛みだけ軽くなっていく
誰にも見えない空の上
心だけ羽ばたいていた
夜の静けさに包まれながら
誰にも見えず
風に溶けた
苦しいまま 少し笑えた
街の灯りを
遠く眺めた
濡れた高架線が光ってた
青い自販機だけ眠らない
ほどけた靴紐引きずって
行き先のない夜を歩いた
誰にもなれない声のまま
透明な駅を通り過ぎた
静かな孤独を抱えたまま
胸の奥で春が揺れてた
青い朝焼けに吹かれながら
ひとりきりで
空を見てた
寂しいまま 少し救われた
世界の果てで
静かに浮いた
朝になりきれない空の下
白い月だけ浮かび続けた
コンビニの灯りに透けながら
名前のない風になっていた
青春と呼ばれる季節には
最後まで触れられなかった
始発前の街を眺めながら
少しだけ息をしていた
言葉になれなかった記憶が
春の匂いに滲んでいく
誰にも見えない場所で
心だけ歳を取っていた
春の匂いに包まれたまま
僕ら静かに浮かんでいた
触れられない光の中で
名前もなく揺れていた
壊れそうな夜ほど
空は透き通って見えた
落ちていくみたいに
心は羽ばたいていた
青春を知らないまま
風だけを抱きしめてた
消えそうな春の中で
僕ら少し光っていた
透明なままで
朝へ溶けていく
ふぅ~う~
(溜息)
- 作詞者
Hito444
- 作曲者
Hito444
- プロデューサー
Hito444
- ボーカル
Hito444

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リゲルの鼓動
Hito444
アーティスト情報
Hito444
夜の静寂と春風をテーマにしたオルタナティブJ-pop。 透明感のあるメロディと浮遊感のあるサウンドで、 孤独と救済の間を静かに描く音楽を制作しています。
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