歌詞

また明日って言葉が要らなくなったあの日

僕ら最後なんて言って別れを告げたっけ

さよならなんて言いたくはなくて

君の影を見送った

何度目かの春を迎え変わった通学路

僕は…どんな風に思いを馳せたっけ

言葉を交わす相手も探せずに

そんな気もなく

こうやって

どうしてもって言われなきゃ何も出来ないや

寂しくないな 嘘もつきたくなる

読み飽きた本を置くと

笑顔の君が

一人から二人になって変わった帰り道

君はどうも変な道をよく知ってるようで

危ないよと不安で背中に声かけた

君は楽しそうで

ネットの隙間 畑の小道

ご近所さん家の塀にのぼり

飛んで転んで擦れては泣いて

かっこいい着地で笑いあって

泥まみれになっては怒られて

きっと君も怒られちゃったかな

ゆらり揺れてる日が落ちていく

君とふたりで歩いてく道

汚れたシューズ赤に馴染んで

「また明日」君が教えてくれた

ねぇ僕らもう春になる

張りなおされたネットに寄りかかり

笑って怒ってすれ違って泣いて

今日は泣いて 泣いて

君は泣いたりしないよな

ゆらり揺れてる日が落ちていく

僕ら二人で歩いてた道

汚れたシューズ赤に馴染んで

じゃあね

「また明日」って言葉は要らなくなったんだ

寂しくないな なんて言えないよな

君も同じかな