lanternのジャケット写真

歌詞

独り歩き

揺らいで凪

言葉は溜まるだけでほつれたボタンはそのまま

泣きたい夜の帰り道 月が綺麗なのが鬱陶しい

大切にとっておいた心がかわいそうに濡れてる

吐き出せないものは最初から入れたくなかった

夜の彷徨いももう寒くなってきたから

帰りたかったのに意地になって歩き続けた

野良猫が誰よりもこの街を知っている

そんな目で見られても何も言えない

救ってはくれない空が 守ってはくれない声が

嫌になったから耳を塞いだだけ

待ってはくれない朝が 側にいてくれない君が

嫌になったから目を瞑っただけ

この孤独にはなにもいらない

何者にもなりたくないのに何かに縋ったまま

泣けそうもなくなった時 君がいてもいなくてもいい

大切にとっておいた心がかわいそうに枯れてる

花を咲かせようと飲んだアルコール 溢れてしまいたい

浮かんではこない言葉が 沈んではくれない心が

嫌になったから耳を塞いだだけ

戻っては来れない夜が 側にいてくれない君が

嫌になったから目を瞑っただけ

もうどこにも「本当」はない

ほっといても 消えて行くなら

「悲しい」なんて邪魔になって足を止めるから

ただ空を見上げてた

願っても 祈っても

止まらない時の中 静まるのを待つだけ

野良猫が誰よりもこの街を知ってる

そんな目で見ないでよ何も言えない

救ってはくれない空が 守ってはくれない声が

嫌になったから耳を塞いだだけ

浮かんではこない言葉が 沈んではくれない心が

嫌になったから目を瞑っただけ

待ってはくれない朝が 戻っては来れない夜が

嫌になったから口を噤んだだけ

この孤独には君がいらない

  • 作詞

    nanai kie

  • 作曲

    金岡竜丸

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