Lyric

ストロボみたいに花が舞う

心に焼き付けた

ファインダー覗き込む

花びらがぼやけてる

ピントが合わないんだ

となりで自撮りする

ウサギ耳のフィルター

はにかんだその笑顔

カレンダーをめくれば季節は

当たり前のように訪れる

でもなぜか今年はほんのちょっと

違って見えた

風に舞う　君の足元に

一秒前の今がある

見惚れていたら消えてゆく

まるで夢のように

変えてゆく　いとも簡単に

見慣れたはずの景色さえ

瞬きのシャッタースピードを

ほら、もっともっと速く速く

写し出した

君の心の中

まだ知らないことだらけ

検索しても出ない

ナントカ映えなんて

もう全然気にしない

ありのままでいいんだ

遠回りに思えた時間も

すべてがこの瞬間につながってる

迷い続けていたモノクロの

季節を越え花が咲いた

未来の僕が羨むほどに

夢中で今を切り取った

レンズ（君が）越しに光る（笑う）

美しい宝物

思い出になんかしたくない

それでも時は過ぎてゆく

ストロボみたいに花が舞う

心に焼き付けた

風に舞う　君の足元に

一秒前の今がある

消えないように手のひらで

そっと握りしめた

変えてゆく　僕の心さえ

自分を少し好きになる

瞬きのシャッタースピードを

ほら、もっともっと速く速く

永遠に今が輝くように

ほら、もっともっと

もっともっと速く

写し出した