歌詞

季節が音をたてて

空と君とを隔てる

まざりけのない朝

この世界がうつろうように

霧はただ流れていく

色彩をなくして

いまは止まない雨の音を聴く

闇夜に白くうかぶ光線は輪を描いて

行くあてのない希望だけを集めて

空へ放つ

どこまでも祈るように

西陽をさえぎるように

腰掛けた窓のそばで

ひとり誰かを待つ

この世界がうつろうように

霧はただ流れていく

色彩のむこうがわへ