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『しあわせ』とは、
理想通りの人生を手に入れた状態ではない。
完璧じゃない現実を、それでも愛せるようになった状態だ。
若い頃に思い描いていた未来は、もっと派手だった気がする。
でも今立っているのは油に汚れた現場だったり、残業後の駐車場だったり、小雨の朝の玄関だったり。
それでも、俺は思う。
「悪くない。むしろ、結構しあわせかもしれない。」
『しあわせ』は、夢を追い続けた男が“成功”ではなく“肯定”に辿り着くまでの記録だ。
焦りは消えない。
同級生の昇進や肩書きに、胸がざわつく夜もある。
「間違えたかもしれない」と思う瞬間もある。
それでも音楽をやめなかったのは、誰かに勝つためじゃなく、自分を見失わないためだったんだと思う。
本作に収められた11曲は、派手な成功談ではない。
腹が出たことを笑われたり、
雨の日の公園で子どもと水たまりを覗き込んだり、
ほんの少しの達成感を感じながら汚れた作業着を勲章に帰宅する。
そんな、ありきたりでどこにでもある日常。
でも、そんな日常こそが、
どこにも代わりのない人生だと気づいた瞬間の音楽。
青春時代の挫折、万年補欠だった部室の匂い、
やらなかった後悔も、家族の寝顔も。
全部が一本の線と声でつながっている。
若い頃は「特別になりたかった」。
今は「大事なものを守りたい」と思っている。
夢の形は変わった。
全部ひっくるめて、今の自分だと笑えること。
誰かの人生を変えるためじゃなく、
自分の人生をちゃんと肯定するための11曲。
気づけば、とうに叶っていたもの。
ありきたりで、どこにでもあって、
でも当たり前じゃないもの。
その名前を、
このアルバムは静かに呼ぶ。
『しあわせ』。
『しあわせ』は、
成功の物語ではない。
今いる場所を愛せるようになるまでの物語だ。
夢の追い方が変わってもいい。
形が変わってもいい。
音楽をやめなかった理由が、
ここにある。
「hawk」。長野県出身。元料理人で一児のパパ。現在は徳島県を拠点に活動するシンガーソングライター。彼の音楽は、日常のリアルな感情や葛藤をテーマにしながら、等身大でどこか温かみのあるメッセージが特徴。 楽曲には、自身の人生観と家族や仲間への思い、音楽への情熱が込められており、その等身大の歌詞と多種多様なジャンルレスな音楽性、力強いパフォーマンスで多くのリスナーの共感を集める。 地元長野県の幼馴染と音楽×映像制作クルー「nichijo」を立ち上げこだわり抜いた映像作品も多数配信中。