かごのめいしんのジャケット写真

歌詞

失落症候群

籠目維新

愛すれど愛が翳るわ

愛しいあなたが何故

季節通りの雨が

傘を差さない髪を滴れば

微か揺れる水面が

あの夜のように深い

あなたが望むなら何処へでも

堕ちて行くわ

拐って愛が沈む奈落の淵

許されぬ至福を味わい

堕ちてゆくあなたは私の罪

永久の契りをも交わし

共に死ぬが本望

愛故に愛と沈むわ

狂おし愛の病

淡くも薫る紫陽花に

触れた唇をなぞらえば

確かに命の燃える音が聞こえていた

そのまま赧く月を照らしていて

焦がしてよ凍てついた我が身

純潔を溶かして罪の炎

仮初の陽射しほど

冷えた愛など愚の骨頂

愛無くば愛に縋るわ

黒ばむ月よ哀れ

儚くも散りゆく花は

嗚呼 美しい

薄ら笑う皆月の夜にて失落

愛は単に快楽と致死毒の諸刃

安定なんて荒唐無稽だよ 浅ましい

許されぬ至福を味わい

堕ちてゆくあなたは私の罪

永久の契りをも交わし

共に死ぬが本望

結構 この期に及び

この手を離すと言うの

自ら光らぬこの恥晒し

咎めても所詮気も漫ろ

咽び泣いて焦燥

これにれ愛が冷めたわ

左様なら愛していたわ

  • 作詞

    鈴村将司

  • 作曲

    鈴村将司

かごのめいしんのジャケット写真

籠目維新 の“失落症候群”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"