かごのめいしんのジャケット写真

歌詞

籠目維新

綻ぶ糸をひとつ手繰り寄せた

解けてしまう方が綺麗なのか

微睡む日々を縺れた足取りで

歩いていたのだ 夕暮れを信じて

囁くような陽射しが

透き通る指と似ていた

見えない結び目に触れた

どうか綻びを生まないで

声が届くなら応えてよ

僕はまっすぐに目を見つめたいのさ

この儘 憂いが

僕らを解いたとしても

離すものか 決して

有るべき希望が心臓を抉れば

全てと悟って 呼吸を止めるのか

儚みの葉はもう枯れているのに

未だに僕は白昼夢の中

溺れることに慣れた

揺られる儘の魚

掬い上げ空へ返した

陽射しはもう恐れないよ

解けてしまうなら

解けてしまえばいい

ちゃんと縫い付けてあげるから

月が綺麗だよ

ほらまた光を増している

翳るものか 決して

  • 作詞

    鈴村将司

  • 作曲

    鈴村将司

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籠目維新 の“糸”を

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