

足元に咲く 白い花
名もない花 いや名はあるのだろう
僕がその名を 知らないだけだ
そこに集う 小さな虫
名もない虫 いやそれにも名はあるのだろう
僕の知らない 世界の中で
人間が作った 名という符号
一歩 外へと踏み出せば
そんなものが必要ないことくらい わかる
虫たちは 名前を目指して飛ぶわけじゃない
目の前にある 魅力的なその全体
ただ惹かれて 羽を休める
人を愛することも きっと同じだ
名に魅了される日も あるのかもしれない
けれど 言葉の隙間から溢れ出す
その全体の魅力に 僕らは惹かれている
愛しているから 愛している
そうとしか 言えないままで
年齢や性別 いくつものラベル
僕らを縛る 無数の枠組み
愛しているという 言葉の前では
すべてが遠く 霞んで消えてゆく
理由を探すのは もうやめよう
名もなき者同士 ただ寄り添えばいい
人を愛することは とても単純だ
名に魅了される日も あったとしても
どんな理屈にだって 解き明かせない
その全体の魅力に 僕らは惹かれ合っている
愛しているから 愛している
そういうしかない 光の中で
名もない花
名もない僕ら
ただ、愛せばいい
- 作詞者
SomAtic
- 作曲者
SomAtic
- プロデューサー
SomAtic
- ソングライター
SomAtic
- リミックス元のアーティスト
SomAtic

SomAtic の“名もない花 / Her Side”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
名もない花 / His Side
SomAtic
- ⚫︎
名もない花 / Her Side
SomAtic
人間が作った「名前」や「社会的ラベル」という符号を脱ぎ捨てたとき、そこに現れる愛の本質とは何か。
本作『名もない花』は、野に咲く一輪の花とそこに集う虫たちの姿から着想を得た、深い哲学性を秘めたフォークトロニカ作品である。アコースティックギターの温かなアルペジオと繊細な電子音が重なり合い、理由や属性を超えて引き寄せられる「存在そのものの魅力」を静かに謳い上げる。
ひとりの視点から真理を見出す「His Side」、そしてハスキーな歌声が感情の温度を吹き込む「Her Side」。同じ言葉でありながら異なる表情を見せる2つのアプローチが、名もなき者同士が惹かれ合う愛の美しさを鮮やかに立体化させている。
アーティスト情報
SomAtic
ギリシャ語で「身体」を意味するその名は、表現者としての彼の原点である。日々、臨床の現場で数多の「身体(いのち)」と真摯に向き合う医師、SomAtic。 生と死、葛藤と再生。極限の人間模様を見つめ続ける中で、彼自身の身体の奥底から静かに、しかし力強く溢れ出た「言葉」が、一つの作品として形を成す。緻密に編み上げられた、生命の鼓動と共鳴する洗練されたサウンド。そこにあるのは、単なる感情の吐露ではない。医学的な視点と芸術的な感性が交差する場所で紡がれた、生命への深い洞察と慈しみである。医師として、そして一人の表現者として。 SomAticは、聴く者の心に寄り添い、日常の淵に微かな、しかし消えない光を灯し続ける。
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