歌詞

わたしが

あなたの

あたりまえに

なるから

ほら

顔を上げて

喧騒に揉まれながら

「ただいま」って

部屋に帰り

静寂だけが

そこにあって

「大丈夫」って

無理して

強がりな顔して

「おかえり」って

わたしが言うから

それが

あたりまえに

なるように

だからほら

顔を上げて

大丈夫

じゃないのに

大丈夫って

言い聞かせて

泣くのさえ

我慢して

そのあたりまえを

わたしが壊すから

あなたの

あたりまえに

なるから

ほら

「大丈夫」

辛い時は

「辛い」って

朝まで話を聞くから

だからほら

この音とわたしが

あなたを

包むから

屋台にならんだ

金魚掬いのように

わたしが

あなたを見つけて

救うから

わたしが

あなたの

あたりまえに

なるから

そこに咲いている

花のように

いつも傍に

あたりまえに

なるから

今

声にしよう

あなたの

あたりまえに

いるから

なるから