リリース日: 2020/07/08
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"せせら"とは、人それぞれが持つ憧憬や架空の情景、忘れたくない思い出が敷き詰められた、心の中にあるサンクチュアリのような処を指す造語である。そこでは過剰な精神的有害物質に対する自浄作用が促進されるため、傷ついた旅人はまた旅を続け、流れる事ができずにいた淀んだ空気も和まされるのである。
せせらではふくよかな響きに包まれる。柔らかくもハリのある詩が自由にフロウする。これらを聴覚器官からだけでなく、体いっぱいに浴びる事により、効能はさらに促進され、また新しい扉を開いてくれる事だろう。
なのるなもない(TempleATS / 降神) ラッパー、スポークンワーズアーティスト。その声は深く、いくつもの色を持つ。時に耳元で語りかけるように近く、どこかへ行ってしまいそうなほどに遠い。誰もが感じていながらも言葉にできない……そんな思いを言語化した詩が、リズミカルにメロディアスに流れていく。それは意味となり、イメージとなり、音楽となり、垣根を超えてどこまでも飛んでいく。 2003年、志人とのユニット降神で同名のアルバム『降神』を発表。独自のリリック世界とフロウで唯一無二のスタイルを築きあげ、ヒップホップには収まらない幅広い支持を得る。セカンドアルバム『望〜月を亡くした王様〜』を経て、2005年にソロアルバム『melhentrips』を発表。音楽雑誌『REMIX』のHIPHOPディスク賞を受賞するなどの評価を得る。 山水人、otonotani、フジロックフェスティバル2008などの野外フェスにも精力的に参加しながら、他アーティストの作品にも多数客演。 2013年、2nd solo album『アカシャの唇』発表。 2023年、なのるなもない × YAMAAN名義によるアルバム『水月』発表。 2026年9月25日、なのるなもない × YAMAAN名義による『ネミネムの実』配信。 そうして今も詩は紡がれ、歌は生まれ、言葉と音のあいだにある、まだ名前のない場所を歩いている。
スタジオ メルヘントリプス