

十時半の カウンター越し
グラスに揺れる マティーニ
指先に触れた その手のぬくもり
六年目の 別れの夜
最後の夜 バーテンの声が
二人の間を 引き裂いていく
溶けかけの氷 儚さのように
明日からは 他人の顔で
雨の日には あの店で待ち合わせ
君の髪から 滴る雫
無くした指輪 言い訳の嘘
すれ違いの日々 数えきれず
最後の夜 マティーニを飲み干して
伝えきれない ごめんなさいと
マフラーの香り シャツのシワひとつ
全てが今日で 終わりだから
写真立ての 君の横顔
八月の海 花火の音
思い出話 もう終わりにしよう
涙が出る前に タクシー呼ぼう
最後の夜 窓の雨粒
ひとつふたつ 流れるように
君の傷跡 癒えてくれるなら
この痛み 抱えたまま歩く
さよなら 言葉にならず
背中だけ 見送った
- 作詞者
Alexsophie
- 作曲者
Alexsophie
- プロデューサー
Alexsophie
- ソングライター
Alexsophie
- プログラミング
Alexsophie

Alexsophie の“マティーニの記憶”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- ⚫︎
マティーニの記憶
Alexsophie
「マティーニの記憶」は、別れの夜の儚さを描いたボサノバ調の楽曲です。ピアノ、アコースティックギター、ヴァイオリン、チェロ、カホンが織りなす温かくも切ない旋律が、歌詞に込められた感情をより深く引き立てます。六年目の別れ、雨の日の思い出、写真立ての横顔、そして最後に交わした背中だけのさよなら——この楽曲は、失われた愛への追憶と心の痛みを、柔らかなリズムで包み込むような作品です。
アーティスト情報
Alexsophie
私はソングライティング・アーティストとして、自身のビジョンと言葉を起点に楽曲を設計しています。 制作ではAIを編曲や音像設計を拡張するための制作ツール(楽器)として活用し、最終的な表現と判断はすべて自ら行っています。 Alexsophie名義で、Apple Music、Spotify、Amazon Musicなど主要音楽配信プラットフォームに作品をリリース。 YouTubeでは楽曲作品を、Instagramでは制作過程や作品世界を発信しています。 アーティスト名は、愛犬Alexと愛猫Sophieに由来します。 人間の感性とテクノロジーの可能性を融合させ、静かな余韻と物語性を大切にした楽曲制作を行っています。
Alexsophieの他のリリース
A&S Studio



