歌詞

似たようなものを買って

二階の小さなワンルームへ

眠気に負けないうちに遅めの夕食を

ウトウトして焦がしながら

適当に盛り付ける

発泡酒を開ける音が終わりの合図だ

一人にはもう慣れたはずだ

でも寂しさってのは消えないもんだな

当たり前だった　あの味も匂いも

なんでもっと大切に出来なかったんだろう

明日はちょっとだけあの味を真似して

夕食を作ろうって思ってるけど出来そうにないな

似たような日々を続けて

似たような愛を探して

当たり前だったあの味も匂いも

なんでもっと大切に出来なかったんだろう

あなたの愛が隠された手料理は

僕には贅沢すぎるほどのギフト

畳まれたシャツも　朝触れる温もりも

頼りない僕の未来を　作り上げてくれた

これからだって遅くはないかな

僕にできるだけの恩返しを

あなたへ