Lyric

翳したてのひらから溢れ落ちた生き物は

呆れるほどに青い小さじ1杯の惑星のすみっこ

脳みその裏側にずっと棲みついて俺を動かしている

大気圏を飛び越えて

第三宇宙速度で駆け抜ける

音も光も届かない

押し入れの奥のスキマから

誰も触れられない鬼に変わっていく

はじまりの日にはいつもひとりぼっち

息を潜めハートが溜まるのをじっと待っている

爪を研ぎながら

三千世界を切り裂いて

相対性理論を捻じ曲げる

因果律さえ破いていく

天井のシミの彼方から

誰も触れられない星に変わっていく

大気圏を飛び越えて

第三宇宙速度で駆け抜ける

音も光も届かない

押し入れの奥のスキマから

誰も触れられない鬼に変わっていく

大気圏を飛び越えて

第三宇宙速度で駆け抜ける

音も光も届かない

押し入れの奥のスキマから

誰も触れられない鬼に変わっていく