路地裏ウタカタ通リのジャケット写真

歌詞

空蝉

後藤ハルキ

重ねた季節をひとつ、ふたつと

指を折れば沁みる神渡し

残り香のように漂いながら

夢の中で纏う面影

離れぬと誓った若き想い 還る天に

十六夜の月が昇る

今は遠いうたかたびと

空蝉の恋 秘めたる心

誰に云えば許される?

頬に伝わる身を知る雨に

月明かり揺れて

躊躇いはやがてふたつ、みっつと

重ね合わせ隠す胸の内

草臥れた傷は砂に埋もれて

痛みさえも取り戻せない

儚く散るのなら せめて一度咲き乱れて

十六夜の月の下で

ひらり舞うは貴方の為

空蝉の恋 行方も知れず

誰に訊けば還れるの?

頬に伝わる身を知る雨に

月明かり濡れて

ゆらり揺られて

誰に願えば叶うの?

頬に伝わる身を知る雨と

舞い上がる儚き恋よ

秘めたる心 遠い天に届けと

身を知る雨と夜霧に包まれ

月明かり揺れて

  • 作詞

    後藤ハルキ

  • 作曲

    オッカ

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路地裏のウラの裏側、知る人ぞ知るネオン揺れる街が舞台。
ジャズを中心に、アラビアンや和風曲も混ざり合って、アダルティな夜の街に様々な物語が繰り広げられる。
「夜の帳が下りた頃、今宵も始まるのさ、此処で―――」

アーティスト情報

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