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1981年4月、フジテレビで放送されていたバラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』にレギュラー出演していた山口良一(ヨシオ役)、西山浩司(ワルオ役)、長江健次(フツオ役)の3名で結成されたユニット。バラエティー番組から誕生する企画ユニットの元祖。 ユニット名の由来は、当時人気だった「たのきんトリオ」と「YMO」にあやかってのこと。「YMO」を「イモ」と読んでユニット名に採用したのは萩本欽一のアイデアだが、長江は「たのきんトリオよりイモ臭いから」という発言もしている。ラテン文字表記は「YMO KIN TRIO」ではなく「IMO KIN TRIO」である。番組開始当初から人気はうなぎ昇りで、ティーン向けアイドル雑誌『セブンティーン』(集英社)や『明星』(集英社)などにも多く掲載されるなど、アイドル的な要素を踏まえた異色ユニットとして取り上げられた。 1981年8月5日、デビュー曲「ハイスクールララバイ」をリリース。作詞を松本隆、作曲・編曲をYMOの細野晴臣が担当し、当時流行していたテクノポップと歌謡曲の要素を取り入れた楽曲は時代の波に乗り、企画ものとしては異例の大ヒットとなり、累計160万枚[3][4]のミリオンセラーを記録した。『欽ドン!』を放送していたフジテレビだけに留まらず、他局であるTBSテレビや日本テレビの音楽番組にも出演、TBSの『ザ・ベストテン』においては8週連続第1位を達成。1981年9月17日放送の1位獲得時には、瞬間最高視聴率41.7%を記録した。 楽曲は長江がメインボーカルで歌い、横で山口と西山がコーラスを入れつつコミカルな振付けで踊るスタイルで、サビの「100%片思い~」だけは土居甫の振付だが[2]、それ以外は長江のレコーディング中、時間を持て余した山口と西山が、ふざけてスタジオで音楽に合わせて楽器を演奏する真似をして遊んでいたものがベースとなっている[2]。実際に歌を披露する際に二人の動きをどうするか考えていたこともあり、その動きを本番でも採用することにした。 1981年12月5日、アルバム『ポテトボーイズNo.1』をリリース。全曲を松本隆が作詞(特記以外)、数多のミュージシャンが楽曲に携わり(主な演奏はムーンライダーズ)が参加している。初盤のみソノシートが封入された。 1982年3月21日、2作目のシングル「ティアドロップ探偵団」をリリース。
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