歌詞

雪がだんだんと溶けて無くなっていくように

手にしたものがある程零れ落ちてしまう

この降り募る日々に思い出を添えるように

もう一度あなたに伝えなきゃいけない

桜が「ふっと」あなたを押し出してすぐに枯れる

枯れることを分かっていたみたいに

それでもいつもあなたは何にも負けないように輝く

このままこの時が止まれば

止まらない時計の針に焦りを感じ始めた

大切な時間だけはすぐに溶けていく

そんなものを求めながら長い針を見つめながら

まるで私は１人春に囚われてしまった

前だけを見続ければ前だけを見続ければ

きっと思い出も過ぎ去りやしないから笑って

大切な想いが今春風邪になってしまうけど

きっと全ての終わりは何よりも一番輝いてる気がするんだ

雪はだんだんと溶けて無くなっていけるのに

降り募るのはあまりに溶けきれぬ想い達

日が経つにつれて複雑に絡みあって解けなくて

言葉にできやしない腫れ物

止まらない時計の針が徐々に速度を上げてく

あの日のスポットライトは僕を見つめている

そんな思い出とやらも上手く心で照らしながら

そうやってみんな進んでるきっと歩き出していける

前だけを見続ければ前だけを見続ければ

言葉足らずな想いでも追いつきやしないから笑って

しばらく止まれやしないけど春に負けてしまうけど

きっと全ての終わりは何よりも一番輝いてる気がするから

春に逆らうように生きてみて

めまいを起こしそうな毎日で

春風邪を患っても抜け出して

不器用な日々をただ抱きしめて

でもねそれだけじゃ寂しがるよね

徐々に枯れてくような毎日で

自分だけ留まって見えるけど

徐々に枯れてくだけさ風に身を任せばいい任せばいい

前だけを見続ければ

前だけを見続ければ前だけを見続ければ

きっと思い出も抱えて進めるから笑って

大切な想いが今春風邪になってしまうけど

きっと今日も終わりは何よりも一番輝いてる気がするんだ