歌詞

着飾っただけの礼節 元手に吐き出した思想 泡のよう

冷め切った後の脊髄反射に支配されたまま

魑魅魍魎を詰め込んだ腸撒いて異体

引き摺った業が手を取り合って本望だって酔わせて言うの fool

逃げ込んだ先が運命なんて繕った殉教みたいね 救えないで笑

正しさなんて ほら脳内でご都合主義に説くものさ

薄ら寒い濡れ衣を着せ合い共犯で愚かな戯言を

匿名の喧騒の羅列が内傷七情 掻き毟る

真綿で首を締める周到さが小賢しいね

隣人を愛しましょうって理不尽受け入れる常套句なら

胎盤から墓場までって逃れる術など端からないのさ

這いつくばって天を仰いで妄執の藁に縋るの fool

独房に満ちた自責の念を無価値ってさアイソレイト黙らせてやれ

傅いた振りで罪を詰って本能だって戯けて言うの fool

彷徨った果てに掴んだ解が真面って誰の受け売り 下らないで賞

愛情なんて ほら蒙昧で破れかぶれでも咲くものさ

薄ら笑い歯車の馴れ合い永遠に継ぎ足す紛い物

悪意を孕んだこの世界 誰もが異端で剪定を待つ

化物育てて慈しむ ならば種も仕掛けも貴方の未来も

何もかもが在りはしないさ