

ロッソのタバコ
アイボリーヒルズは
今日もうるさくて仕方ない
どこから境目なのか
いつも迷いながら違う世界に行く
明日がどっちかも分からずに
いつも必死でどこかのヒーローみたいに
消えてなくなるんだ
ロッソのタバコを吹かして
じいさんはよく言ってた
タバコを吹かしてるヤツが
カッコいいんじゃなくて
そいつとタバコが一体になるから
つい憧れてしまうんだって
オレは理解できなかったけど
とりあえずその時は頷いて
じいさんを尊敬した
アイボリーヒルズは
今日も酒に酔ってる
今日と明日に迷って
いつもフラフラして
空の上で寝る
今日もサイコーだったと言って
俺の愛するヒーローは
事件なんて関係ない
じいさんが言ってた
カッコよさは
今も分からない
俺の思うカッコよさも
きっと負けてない
みんなが知らないだけで
違うカッコよさがある
そう強がって俺は背伸びした
ただカッコをつけたくて
とりあえずタバコを吸って
ムセて近づいたフリをする
じいさんはきっと満足だろう
ロッソのタバコを吸って
アイボリーヒルズは
ロッソのタバコを吹かす
今日も昔の匂いがした
- 作詞者
Vagienti
- 作曲者
Vagienti
- プロデューサー
Vagienti
- リミキサー
Vagienti
- ボーカル
Vagienti
- ソングライター
Vagienti

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ロッソのタバコ (2025 Remaster)
Vagienti
夜の街“アイボリー・ヒルズ”を舞台に、煙と記憶を描いた「ロッソのタバコ」。
じいさんの言葉を思い出しながら、タバコの煙に自分のかっこよさを重ねる。
ロカビリーとガレージロックの荒々しさに、艶やかなブルージーボーカルが絡み合い、都会のネオンや薄い雨の夜景をシネマティックに切り取る。
反抗と回想が交錯する物語的な一曲。夜のドライブや孤独な散歩に寄り添うサウンドを届けます。
アーティスト情報
Vagienti
Vagientiは、言葉で心を打つ作詞家であり、AI技術を活かした革新的な作曲家でもある。 一つひとつの歌詞に、リアルな感情と静かな情熱を込め、聴く人の内側に深く響く世界を描き出す。 AI作曲という新たなスタイルを取り入れながら、“人間らしさ”を失わない音楽表現を追求している。 時代に流されることなく、自分の言葉とメロディで、静かに、しかし確実に心に残る作品を紡ぎ続けている。
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