祈りのジャケット写真

歌詞

刃なき魂、踊れ

yadorigi

明治の風が 町を裂き

帯びし刀は 夢となる

空の鞘(さや)だけ 揺れながら

武士の影 長く伸びる

明治の風が 街を変えた

腰の刀は 過去になった

空っぽの鞘だけ 揺れながら

武士の影が 長く伸びる

されど魂(たま)は 鉄にあらず

折れぬ姿勢に 宿るもの

でも魂は 鉄じゃない

折れない姿勢に 宿るもの

刃なき世に なお踊れ

胸の奥で 火を鳴らせ

礼を尽くし 背を正せ

それが我らの 剣なり

刀のない時代でも 踊れ

胸の奥で 火を鳴らせ

礼を尽くして 背筋を伸ばせ

それが俺たちの 剣だ

ある者は筆を取り

ある者は商いへ

ある者は土を打ち

ある者は子を守る

ある者は筆を取った

ある者は商いに向かった

ある者は土を耕し

ある者は家族を守った

戦は終はり 名はほどけ

されど道だけ 消えはせぬ

戦は終わり 身分はほどけた

でも道だけは 消えなかった

刀を抜かず 怒りを抜け

声を荒げず 心を磨け

刀じゃなく 怒りを抜け

声じゃなく 心を磨け

刃なき世に なお踊れ

沈黙こそが 音となれ

父を敬(うやま)ひ 母を抱け

それが我らの 誇りなり

刀のない時代でも 踊れ

沈黙さえ 音に変えろ

父を敬い 母を抱け

それが俺たちの 誇りだ

問ふなかれ

魂はどこへ消えたと

消えしにあらず

姿を変へしのみ

箸を置く音

約束守る夜

涙を見せぬ背

そこに武士は居る

箸を置く音

約束を守る夜

涙を見せない背中

そこに武士はいる

刃なき世に なお踊れ

時代の底で 根を張れ

腰に無くとも 胸に在る

武士とは 折れぬ心なり

刀のない時代でも 踊れ

時代の底で 根を張れ

腰になくても 胸にある

武士とは 折れない心だ

刃なき世に なお光れ

名を失ひても 道を持て

今を生き抜く その所作が

新しき剣となる

  • 作詞者

    鮫島宏明

  • 作曲者

    鮫島宏明

  • プロデューサー

    鮫島宏明

  • 共同プロデューサー

    鮫島宏明

  • マスタリングエンジニア

    鮫島宏明

  • シンセサイザー

    yadorigi

祈りのジャケット写真

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ヨルノネのアルバム『祈り』は、眠れない夜、言葉にならない孤独、胸の奥に残る痛みにそっと寄り添う作品です。

和の響きと現代的なサウンドを重ねながら、迷い、喪失、記憶、輪廻、そして小さな灯りのような希望を描きました。

強くなれない夜があってもいい。
答えを出せないまま、ただ静かに息をしているだけでいい。

『祈り』は、誰にも見せられない心の揺れにそっと火を灯す、ヨルノネからの夜の音です。

アーティスト情報

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