祈りのジャケット写真

歌詞

壱『輪廻と既読』 夜の根

yadorigi

既(すで)に読まれし 文(ふみ)ひとつ

返(かへ)りなき間(ま)に 夜は深し

胸(むね)の奥(おく) 波立(なみだ)ち隠(かく)し

笑(ゑ)みて装(よそほ)ふ 袖(そで)重(おも)し

既読がついた それだけで

返事がないまま 夜が深い

胸の中の波を隠して

笑ってるフリが 重い

(鈴)リン…

「誰(たれ)と居(ゐ)たり」 問ふ声(こゑ)細(ほそ)く

細きほど 刃(やいば)となりて刺す

「誰といたの」って 声が細くて

細いほど 刃みたいに刺さる

責(せ)めたくはなし されど怖(こは)し

怖きほど 鎖(くさり)を引く

責めたいわけじゃない ただ怖い

怖いほど 鎖を引く

(囃子)ホー…ハッ…

(囃子)ヤーッ…!(鈴)リン…

同じ夜(よ)を 幾度(いくたび)くり返し

謝(あやま)りて また試(ため)されぬ

抱(いだ)けば近く 離(はな)れりゃ荒(すさ)び

愛(あい)と疲(つか)れの 輪(わ)を回す

同じ夜を 何回も繰り返して

謝って また試される

抱くと近くて 離れると荒れて

愛と疲れの輪を 回してる

怒りは火(ひ) 名を付けて増ゆ

悲しみは水(みづ) 掴(つか)めば溢(あふ)る

怒りは火で 名前つけると増える

悲しみは水で 掴むと溢れる

我(が)を守らむと 君は縛り

縛らるる我も また我を守る

自分守るために 君は縛って

縛られる俺も また自分守る

(鈴)リン…

息(いき)ひとつ 数へよ 今ここで

鈴(すず)ひとつ 鳴らせよ 闇(やみ)の中(なか)

触れずとも 伝ふる温(ぬく)みあり

見えぬ糸(いと) ほどけて結ぶ

呼吸ひとつ 数えて 今ここで

鈴ひとつ 鳴らして 闇の中

触れなくても 伝わる温度がある

見えない糸が ほどけて結ばれる

(囃子)ホー…ハッ…(笛)ヒュ…

  • 作詞者

    鮫島宏明

  • 作曲者

    鮫島宏明

  • プロデューサー

    鮫島宏明

  • 共同プロデューサー

    鮫島宏明

  • マスタリングエンジニア

    鮫島宏明

  • シンセサイザー

    yadorigi

祈りのジャケット写真

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ヨルノネのアルバム『祈り』は、眠れない夜、言葉にならない孤独、胸の奥に残る痛みにそっと寄り添う作品です。

和の響きと現代的なサウンドを重ねながら、迷い、喪失、記憶、輪廻、そして小さな灯りのような希望を描きました。

強くなれない夜があってもいい。
答えを出せないまま、ただ静かに息をしているだけでいい。

『祈り』は、誰にも見せられない心の揺れにそっと火を灯す、ヨルノネからの夜の音です。

アーティスト情報

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