

りん……りん……
刃(やいば)は抜かぬ
今宵(こよい)は口にて
君を奪はむ
月の下(もと)
君が袖(そで)揺れし時
我が胸は
戦(いくさ)より荒れにけり
月の下で
君の袖が揺れた瞬間
我の胸は
戦場より荒れた
されど我は
手を伸べず
ただ言の葉(ことのは)を
刃のごとく磨(と)ぐ
手を伸ばさない
ただ言葉だけを
刃みたいに磨く
「美し」と言へば浅し
「恋し」と言へば軽し
されど黙(もだ)せば
君は遠のく
「綺麗だ」じゃ浅い
「好きだ」じゃ軽い
でも黙れば
君は遠くなる
君よ 我が嘘を聞け
嘘ほどに 真(まこと)めきて
君よ 我が罪を見よ
罪ほどに 甘く咲く
君よ 我の嘘を聞いて
嘘なのに 本当みたいで
君よ 我の罪を見て
罪なのに 甘く咲く
口のみの我なれど
この夜だけは 君に伏す
口だけの我だけど
この夜だけは 君に伏す
幾人(いくたり)に
恋を語りし我なれど
君の前では
言葉が震ふ
何人にも
恋を語ってきた我だけど
君の前では
言葉が震える
色男(いろおとこ)と
世は笑ふらむ
されどこの胸
笑ひごとにあらず
口先に花
胸奥(むなおく)に棘(とげ)
君を酔はせて
我も傷つく
口先には花
胸の奥には棘
君を酔わせて
我も傷つく
愛とは何ぞ
奪ふことか
守ることか
名を呼ぶことか
愛って何だ
奪うことか
守ることか
名前を呼ぶことか
我は知らず
ただ君の名を
夜の底に
何度も落とす
我は知らない
ただ君の名前を
夜の底に
何度も落とす
君よ 我が声を聞け
刃よりも 深く入る
君よ 我が弱さを見よ
色よりも 濃く残る
君よ 我の声を聞いて
刀より深く入る
君よ 我の弱さを見て
色より濃く残る
口のみの我なれど
今宵の言葉は 命なり
口だけの我だけど
今夜の言葉は 命だ
りん……りん……
触れずとも
君を抱(いだ)く
我が言の葉
りん……りん……
触れなくても
君を抱く
- 作詞者
鮫島宏明
- 作曲者
鮫島宏明
- プロデューサー
鮫島宏明
- 共同プロデューサー
鮫島宏明
- マスタリングエンジニア
鮫島宏明
- シンセサイザー
yadorigi

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花影うつろひ
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刃なき魂、踊れ
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無常の陣 ヨルノネ
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- 4
壱『輪廻と既読』 夜の根
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- 10
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- 11
断髪式
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- 12
八十三億の一念
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ヨルノネのアルバム『祈り』は、眠れない夜、言葉にならない孤独、胸の奥に残る痛みにそっと寄り添う作品です。
和の響きと現代的なサウンドを重ねながら、迷い、喪失、記憶、輪廻、そして小さな灯りのような希望を描きました。
強くなれない夜があってもいい。
答えを出せないまま、ただ静かに息をしているだけでいい。
『祈り』は、誰にも見せられない心の揺れにそっと火を灯す、ヨルノネからの夜の音です。
アーティスト情報
yadorigi
yadorigi は、朝・昼・夜の感情を音にする。 アサノネは朝の再起動。 ヒルノネは昼の思考整理。 ヨルノネは夜の祈りと共感。 和の響きと現代の言葉で、 孤独、揺れ、思考、余韻、希望を描いています。 朝が重い日、 考えすぎる昼、 眠れない夜に。 あなたの今に合う音を...
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