

渡るの……?
ねえ、それでも……
水面揺らめく 影二つ
並ぶ背中 やけに遠い
名を呼ぶ声は 喉で消え
笑うあなたが 刺さる夜
触れたはずの温もりさえ
誰のものかと 疑いだす
見たくないのに 目が逸れぬ
結ばれぬ糸 ほどけぬまま
なぜその手は 私じゃない
なぜその目は あの子を見る
軋む想いが 橋 裂いて
渡らせぬと 叫んでいる
いとし いとし いとし
憎し
言の葉ひとつ 遅すぎて
胸の奥で 濁りゆく
信じた日々が 軋む音
戻れぬことを 知りながら
追えば逃げる 影の距離
伸ばす指先 届かない
泣けばよかった あの頃に
今はもう 泣けぬほど
ねえ 一度でいい
私を選んで
それだけで よかったのに
この橋ごと 落ちてしまえ
繋ぐものなど いらないから
あなたが向こうへ 行くのなら
ここで終わらせてしまいたい
それでもまだ 呼んでいる
いとし いとし いとし
落とし
- 作詞者
灯水
- 作曲者
灯水
- プロデューサー
灯水
- その他の楽器
灯水

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橋姫-愛が堕ちる、その手前
灯水
アーティスト情報
灯水
妖の音を記録する者。 揺れる感情や認識の歪みの中から生まれる存在を、和の音と声で描く。 それは過去のものではない。 今この瞬間にも形を変えながら現代に潜んでいる。 その中には、失われた記憶や過去の思い出を語るものも存在する。 ジャンルに縛られないサウンドで、その境界を音楽として可視化する。
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