在りし日々の苦い記憶を
笑い飛ばした空見上げて
肩を並べた
僅かに空いた隙間を
愛しく切なく思う
交わした契りも
新しい朝日も
優美なこの世界の無慈悲に
砕かれ気づいた
離れてわかった
その笑顔をもう一度
愛するあなたに誓いを立てた
目を閉じれば疼く重なる痕
手にしたものと失くしたものを
強く抱きしめ眠る
冬麗に包まれて
凩に揺れ朽ちる葉色を
追いかけはしゃいだあなたに
重なるように笑う幼いその影は
白く淡い息を吐いた
いつだってもう忘れられない
呪縛のように消えない面影
どうしてこんなに
もどかしくさせる?
偲ぶ想いは永久に
小さな体を強く抱きしめ
琥珀に揺らめく瞳細めた
手にした夢を失くした慈を
強く抱きしめ眠る
触れ合い交えた二つの熱は
晦冥に残したまま
愛するあなたに誓いを立てた
何度でもこの命をかけて
心に宿した幼き写し絵
強く抱きしめ眠る
頬を撫でる雪の雫
- 作詞
詩葉
- 作曲
詩葉
詩葉 の“写し絵 (Acoustic Ver.)”を
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