

その私小説家、私の歿後弟子を名乗る彼の面差しは
乗り込んだ七尾線で大きな体を座席に収めるとまた少し変わった様に見えた
その日の夜半を目指し黙々と走る七尾線の外
いつの間にかその足を強めた能登半島の里雪が
街灯に半反射してキラキラと輝いてる
彼がこの地を来訪してくる度に
私は何かを掴み取られて身を削られている
しかしながらそれは私にとって失うような事では何もない
悪戯にゆらゆらと揺れている溜息は私だけのトゥモロー
彼だけにしか存在しないトゥモロー
明日になればまた転がっていく
明日になればまた転がっていく
悪戯にゆらゆらと揺れている溜息は私だけのトゥモロー
彼だけにしか存在しないトゥモロー
明日になればまた転がっていく
明日になればまた転がっていく、だけ
- 作詞者
長井自分
- 作曲者
長井自分
- プロデューサー
長井自分
- その他の楽器
長井自分

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- 1
形影相弔
長井自分
- 2
虚室
長井自分
- 3
神保町
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- 4
落日堂
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- 5
往路 七尾線
長井自分
- 6
七尾駅
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- 7
西光寺
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- 8
墓前
長井自分
- 9
帰途 一本杉通り
長井自分
- ⚫︎
復路 七尾線
長井自分
- 11
或る生活
長井自分
- 12
新規蒔き直し
長井自分
- 13
赤羽駅
長井自分
- 14
該二私小説家
長井自分
- 15
垣間見蘇記
長井自分
西村賢太(1967-2022)
藤澤淸造(1889-1932)
没後弟子である西村賢太、その顔を合わせた事もない師匠 藤澤淸造。2人の関係性などは無に等しくもあるが、天(もしくは地下)より西村賢太の生涯を見守った藤澤淸造。
この音源は藤澤淸造が見た西村賢太の風景、その創作である。
アーティスト情報
長井自分
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