巡り巡り、続いていく螺旋。
ここはそんなレールから外れた座標軸。
止まることなく刻み続ける秒針、
長い旅路の果て、
そこに待っていたのは君ではなく
見知らぬ風景、廃墟だった。
虚ろい響く”ただいま”
それは確かに君をすり抜けていく。
何も、なくなってしまった街で今日も
約束の時計台の下、
どこにもいなくなってしまったはずの君が
待っているような気がして、
何度も何度も確かめてみるけれど、
温かい感触も、にぎやかな喧騒も
全ては半透明に染まりゆくだけ。
揺れる影が何かを言いたそうに
寂しく揺れている。
誰にも触れられない
“おかえり"をこぼして。
- 作詞
わったく
- 作曲
わったく
アルク・ケット・シー の“-反転する足音-”を
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- 1
或る記憶の回廊
アルク・ケット・シー
- 2
アクゼリュスの夜明け
アルク・ケット・シー
- 3
トワイライト
アルク・ケット・シー
- 4
水平線にて。
アルク・ケット・シー
- ⚫︎
-反転する足音-
アルク・ケット・シー
- 6
ラクリーカの時計台
アルク・ケット・シー
- 7
-enbii-
アルク・ケット・シー
- 8
水燕、彼方を曳いて。
アルク・ケット・シー
- 9
ピヴンペロヴィム
アルク・ケット・シー
- 10
-幽世へ影は連なる-
アルク・ケット・シー
- 11
透明に死す。
アルク・ケット・シー
アーティスト情報
アルク・ケット・シー
2014年の夏。都内で結成された3ピースバンド。「滲み出る、味独特なる世界観」をコンセプトとし、キャッチーなメロディーとちょっと意味深長な言い回しの歌詞で不思議な空気感を作り出す。
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