ビナーの秒針のジャケット写真

歌詞

-反転する足音-

アルク・ケット・シー

巡り巡り、続いていく螺旋。

ここはそんなレールから外れた座標軸。

止まることなく刻み続ける秒針、

長い旅路の果て、

そこに待っていたのは君ではなく

見知らぬ風景、廃墟だった。

虚ろい響く”ただいま”

それは確かに君をすり抜けていく。

何も、なくなってしまった街で今日も

約束の時計台の下、

どこにもいなくなってしまったはずの君が

待っているような気がして、

何度も何度も確かめてみるけれど、

温かい感触も、にぎやかな喧騒も

全ては半透明に染まりゆくだけ。

揺れる影が何かを言いたそうに

寂しく揺れている。

誰にも触れられない

“おかえり"をこぼして。

  • 作詞

    わったく

  • 作曲

    わったく

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