

底の見えない川の両岸で
行き先が同じなら道端の花を抱いて
それが手のひらから花びらを
落として枯れるまで
歩き続ければいいだろう
いいだろう?
月を目指したトンボの骸が
黒い川面をゆらゆら漂う
僕にはそれがアドベンチャーに
君には安らぎに見えるのでしょう
底の見えない川の両岸で
行き先が同じなら道端の花を抱いて
それが手のひらから花びらを
落として枯れるまで
歩き続ければいいだろう
捨ててしまったんだよ
月が照らしたトンボの骸が
黒い川面をゆらゆら漂う
僕にはそれがアドベンチャーに
君が生まれるずっと前からいたんだ
決められた距離を
決められたリズムで僕らを運ぶ
たくさんの夢見人を
乗せてまた現実人を降ろす
ママチャリカゴに
目一杯の氷を詰め込んだなら
窓を開ければ
朝日がまぶしく差し込むからさ
月を目指したトンボの骸が
黒い川面をゆらゆら漂う
僕にはそれがアドベンチャーに
君には安らぎに見えるのでしょう
- Lyricist
Yohei Ono
- Composer
UpperNileSquare
- Producer
UpperNileSquare
- Guitar
Tomoaki Suzuki, Yohei Ono
- Bass Guitar
Tokumasa Ouchi
- Drums
Yu Kubota
- Vocals
Yohei Ono
- Background Vocals
Tomoaki Suzuki

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Artist Profile
UpperNileSquare
1999年、愛知県豊田市出身で高校の同級生だった小野、鈴木、大内が大学進学のために上京し、小野の大学の同級生だった千葉県流山市出身の窪田を誘って結成された。主に高円寺GEAR、新宿ANTI-KNOCK、渋谷CYCLONE、下北沢ERAなどのライブハウスに出演。2003年、映画「ヴァイブレータ」(監督:廣木隆一監督、出演:寺島しのぶ・大森南朋)のサントラに「Everlasting」が採用された。窪田がアメリカに留学していた2006年、現TROPICAL GORILLA(2025年4月現在)のInomanが一時的にドラムを担当。 結成当初はミクスチャーロック色の強い楽曲を作っていたが、次第にオルタナティブロック・ポストロック色を強めていった。Pearl JamのEddie Vedderを彷彿とさせる小野のボーカル、Neil Young & Crazy Horseのような枯れた演奏、小野の書く現実と想像を行き来する歌詞、「サンデーポップミュージック」などで見られる鈴木を中心としたバック3人によるコーラスワークがこのバンドの個性である。2007年2月、下北沢ERAでのワンマンライブをもって解散した。
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Hooky Records