さわいいっとくの詩の朗読集1のジャケット写真

歌詞

白昼夢の入り口

さわい いっとく

目の前のライブは俺にとって豪華なBGMだ

そこが白昼夢の入り口となる

エアギターを弾きながら不器用に体を揺らし

顔は笑顔で時には独り言を言いう周りから浮いている存在だ

ライブハウス以外のところにいれば間違いなくいじめられるだろう

しかし見た目とは違い頭の中で俺はステージの上に立っていて

組みたい人とバンドを組みスーパースター気取りだ

ある時はボーカル、ある時はギタリスト

でかいフェスや全国放送のテレビの前でライブをするんだ

一時的に有名になって皆からちやほやされスター気取りで

富山の音楽シーンに貢献するんだ

だけど目の前のライブが終わると現実に戻される

そこにいるのは楽器を弾くのと曲を作るのが苦手で

努力?練習?それってなんですかってくらいの

面倒臭がりで不器用な自分がいた

現実のステージの上に立つ俺は

自分の伝えたい事を詩に書いて叫ぶ事しか出来ず

いつも心が不安でいっぱいいっぱいだ

それに比べて目の前のステージに立っている人達は

皆俺より歌えて楽器も弾けて曲も作れて努力もする

日々の仕事や生活をやり切った上でステージに立っている

その日のステージでライブをする人達は

地元、県外、ジャンル、界隈問わず

俺にとってスーパースターな存在だ

こんな俺と仲良くしてくれてありがとう

こんな俺に一瞬でも夢を見させてくれてありがとう

これからもよろしく

  • 作詞者

    さわい いっとく

  • 作曲者

    さわい いっとく

  • レコーディングエンジニア

    NAMBO

  • ミキシングエンジニア

    NAMBO

  • ボーカル

    さわい いっとく

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