歌詞

歩いていたんだ　足は竦んでしまうけど

止まらないように　俯いたまま

まだ　歩いていたんだ

♪

歩いていたんだ　気づいた頃には

あたりまえだった　止まれなくなっていた

歩かなきゃなんだ　先が見えなくても

遅れないように　歩かなきゃなんだ

ねぇ　でも

思ったよりも曖昧で

教わったよりも適当で

濡らした数を数えては　また

歩いていたんだ

♪

抜かされてくんだ　見向きもされなくて

落ちぶれてくんだ　あーもう嫌になっちゃうな

喉から零れた木の葉を摘んだって　理解されはしないけど

別にわかって欲しいなんて　思いはしないけど

描いたよりもあやふやで

信じたよりも残酷で

沈みゆく足で　躓かない歩き方を

ねぇ　教えて

♪

なにしてんだろ

誰よりも不器用で

私だけが下手くそで

広がる距離と擦れるような歩幅だけが

残っていた

思ったよりも曖昧で

教わったよりも適当な

人の生の　遠く遠く先へ

ねぇ　歩いてみようか