Lyric

上手く言葉を選べなくて沈黙は金が免罪符

人の顔色をずっと睨みつけてた

自分で自分を笑い守っていたのです

真夜中影を伸ばす街頭

何かが始まる前兆

ほんとはあなたが腹から笑うその顔が

とても好きなの

逃げて逃げて逃げてきたかもしれない

けど

走って走って走ってきたでしょ

鼓膜を突き破り直通で脳みそに到達

そこから人生は正しく回っていくと

確信した夜に握った拳の振り下ろす先を

探すのはやめにしてそのまま月に手を伸ばしたまま

そのまま月に手を伸ばしたまま

壊してしまいたい全てのものを抱きしめて生きていくのさ

逃げて逃げて逃げてきたかもしれない

けど

走って走って走ってきたでしょ

居場所はどこにでもあるし仲間もどこにでもいる

逃水は進む

折れながらまっすぐ進む

腐るほどいる俺たちは誰かの焼き増しなんかにはなりたくなかった

冷えたエールをグッと飲み干し手の甲に爪を立てた

逃げて逃げて逃げてきたかもしれない

けど

走って走って走ってきたでしょ