Kokoro no arika Front Cover

Lyric

Kokoro no arika

atelier room

君が言う優しさと

僕の言う優しさが

同じではないことに

今更気付いたの

すれ違うたびにまた

互いを傷つける

抱きしめたつもりがさ

首絞めてたみたいだった

ステンレスは錆びない

「綺麗なままでずっと残るものがいい」

と珍しく欲しがった

難解な心の奥の方

単純な形の愛がある

何回も異なる解釈で

細胞が君を知ろうとする

感情はいつも不安定で

散々と傷つけあった夜

天井を眺めて朝が来る

再会を僕は願っている

君のこと想うたび

こころがある場所は

この胸ではなくて

君と僕の間だよ

近づきすぎるから

苦しくなるのなら

ひとつにならなくていい

ふたりのままでいいらしいんだ

束ねあった花を

生けて部屋に置こうか

吊るして飾ろうか

迷ってたら枯らした

本当は僕ら気付いている

永遠はどこにもないけれど

炭酸の抜けた甘い水は

思ったより飲めてしまうことを

曖昧に僕は濁したまま

青春を薄く伸ばしている

大抵はツケが回ってくる

モラトリアムはもう終わっている

尖るこころ撫でてくれた

君の手からは血が滲んでいた

不器用な僕らでもわかり合えると

信じていたいだけ

優しくなくてごめんね

繊細な君の笑った顔

鮮明に僕は覚えている

夜が明ければ僕らさよならだ

難解な心の奥の方

単純な形の愛がある

体温は変わらぬ36.5℃

細胞が君を覚えている

感情のままに笑ったこと

平凡な日々が輝ったこと

感動とはまた違ったもの

全身がそれを覚えている

  • Lyricist

    Taiki Une

  • Composer

    Taiki Une

Kokoro no arika Front Cover

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    Kokoro no arika

    atelier room

Artist Profile

  • atelier room

    “優しさの意味で悩むのは、あなたが優しいから” そう歌うのは広島県出身のスリーピース・ロックバンド、atelier roomだ。メンバーは宇根大貴(Vo,Gt)、高橋敦哉(Dr)、三上真輝(Ba)の3人で構成。宇根の書く言葉は何気ない日々の中にある喜びや悲しみ、人を想うということの儚さをリアルに描いている。2017年に4人組ロックバンドとして結成。ギターの脱退を機に2021年よりスリーピースとしての活動を開始。以降活動はさらに加速し、ライブバンドとしてリスナーやライブハウス関係者、さらには他ミュージシャンの評価を着実に伸ばしている。

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