親のない星が手の中でのジャケット写真

歌詞

さびしい姫君

どろうみ

荊の中で 眠っているのは

石に変えられた さびしい姫君

ひばりのように 歌をうたえば

荒れ果てた土地も 蘇るだろう

裏切った 友を赦して

硬い命のように 歩こう

扉の前で 佇んでいるのは

葬ったはずの 記憶のぬけがら

絵画の海に 舟が沈んだ

深い眠りの底で 会おう

目覚めの朝を 待っているのは

ひとり残された さびしい姫君

  • 作詞者

    セキモトタカフミ

  • 作曲者

    セキモトタカフミ

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都内で活動中のアコースティック・カルテット、どろうみによる生楽器の魅力を凝縮した初のフルアルバム
2013年結成当初からの楽曲は現編成により再構成されている。
男女デュオによる柔らかな歌声は、歌謡、民謡に通じるどこか懐かしい印象を受けるものの、ピアノとチェロによる縦横に拡張されたアレンジが郷愁や異国情緒を超えた臨場感を与える。
日本語による詩世界には時に不穏さや滑稽さが顔を表し、幻想で終わることのないリアリティが息づいている。
十一の綺羅星によるどろうみの新たな歌の形がここにある。

アーティスト情報

Oninoko Records

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