おとぎ話になるまでのジャケット写真

歌詞

葬列

うずら

未だ不揃いの言葉が

不意に視界を覆った

遠い夏に置き忘れた

あまりに澄んだ記憶

軈て薄れていくはずが

癒えない傷を残した

踏切の向こうに目をやれば

裾野を隔てた亡霊

まだ憶えている

鮮やかな色

翻る悲鳴と貴方が

火花のように淡い空に弾けた

あの日見た疎らな呼吸が

永遠に胸の奥で響いている

固く首を絞める枷が

陽炎を見せている

未だ赦して欲しいと願う

尚も列は近づく

畦道に立ち尽くしたまま

細長く葬列を描いている

あの日から痛みによく似た沈黙が

色褪せずにそこに居る

  • 作詞者

    うずら

  • 作曲者

    うずら

  • プロデューサー

    うずら

  • プログラミング

    うずら

おとぎ話になるまでのジャケット写真

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