Lyric

目眩と湿度で目覚める

何度目かのぬるい朝

狂った記憶を忘れて

知らん顔して

ほら、よそ見しないで

チクリ 胸が痛いのは

気のせいで気持ちなど1ミリもない

やめて 泣いてなんかいないわ。

でも待って今だけはこのままいて

どうせ嘘だって愛なんて

目には見えないでしょ

すり抜けるような言葉で

あたしを壊すだけ

ああヤダ また

罠にハマって抜け出せないの

割り切れるような愛なら

あたしを逃がしてよ

跡形もなく滅んで何も残さないで

ねえ、寂しい。言わない。

虚しいから。

剥がれたネイルを見つめて

デジャヴの朝日に撃たれる

乱れた記憶を求めて

鏡に映るのは 穢れた魂

ゆっくり 滲んでいく愛情は

真っ黒で可愛げはどこに消えてくの

ちがう こんなあたし知らない。

貴方色染めといて置いていかないで

せめて嘘なら上手に

ずっと騙しててよ

なんでそんなに悲しい

表情で触れてくるの？

もうヤダ ほら

依存の渦に落ちていくのね

他の誰かを演じて何も満たせないの

ありふれた夢を語って

あたしを連れてって

ねえ、愛しい。教えて。

苦しいから。

じっくり 溶けて馴染む感情は

染み付いて噛み付いて

離せなくなった

おわり。隣合わせの始まり。

触れる度弾けてく 泡みたいな誘惑

どうせ嘘だって 愛なんて

目には見えないでしょ

馬鹿にしないで

どこまであたしは堕ちてくの

ねえ 見て まだ

罠にハマって抜け出さないの

解ける手錠渡してあたしを試すのね

責任なんて今更 逃げる理由作り

ねえ、行かないで。繋げて。

繰り返すの