Lyric

背中を叩いて笑いかけた

それがこんな風に実るとは

「ダメでも言えずにいるよりマシだ」と

心から勇気づけた

自分じゃないと分かっていた

君が愛したいと願うのは

それでも少しの可能性にかけて

想い焦がれてたんだ

「先輩はどう思う？」って残酷な恋愛相談

答えた言葉は僕にも響いていた

夏のFLAVOR 赤く染まった

果実みたいだ 頬張って君は

種を吐き出した

半端な未練はいつか大きく育つから

強く握った両腕振りかぶって僕のこと

君が壊して

プールサイド 真夏の太陽

「溶けるような恋がしたいの」

そう溢して君は向こうを見る

夏のFLAVOR 黒い模様が

格子みたいだ 最愛の君を

抱きしめられない

ハートが綺麗な形じゃなくなってもいい

君とあの人の恋路を邪魔してしまうけど言うよ

「君が好きだ

これからどんな関係でいても

諦めたくない」

真っ赤に染まった君はチャイムを待っていた

不意に伸ばした両腕抱き締めたら一言

「私を愛して」

夏のFLAVOR