kikoeruのジャケット写真

歌詞

祝祭

highball-girl

泥の船に乗って

暗くて深い川の

油まみれの流れに飲み込まれて行く

見送りの紙テープもシャンパンもなく

いつ沈むかわからぬままに

日々の中にある祝祭の気配を縁に

この道行を

晴れやかな気持ちで迎える

混濁に身をゆだね

いずれ流れ注ぐ

その先にある海を思う

明けない夜はないなんて

そんな

生やさしいものじゃない

わかってる

それでも

どうかいわせて

くちびるの堰を切る

畏れに鈍った

ことばたちもひっくるめて

まるごとわたしのぜんぶで

あなたを

愛してあげる

視界は極めて不明瞭

一寸先の闇

その先に

わずかなひかり

真っ暗い川面にじむ

ほのかな灯りをたよりに

また

船は行く

  • 作詞者

    佐藤yuupopic

  • 作曲者

    笹谷創

  • プロデューサー

    佐藤yuupopic

  • レコーディングエンジニア

    笹谷創

  • ミキシングエンジニア

    笹谷創

  • マスタリングエンジニア

    笹谷創

  • グラフィックデザイン

    佐藤yuupopic

  • ボーカル

    highball-girl

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------きっとあなたはシンプルな「詩人によるポエトリー・リーディング集」だと想像するだろう。そしてその予想は覆されることになるだろう。

声のアルバム『kikoeru(きこえる)』は、詩人 佐藤 yuupopic(以降、佐藤)が変名コードネーム “highball-girl”名義でリリースする初の音源。タイトルは”聴こえる”、”声”、”得る”、”越(超)える”、”エール”より。朗読、会話、報せ、バンド・サウンド、ラジオノイズ、挨拶、通話等、多様な声の表現からなる全16曲。詩人、アーティスト、ギャラリーオーナー等の表現者(桑原滝弥、juvenile電化製品、大覚アキラ、ながし、夏野氷、矢野信一郎)をゲスト、楽曲・作詩提供に迎え、詩×音楽のユニットpopi/jectiveの盟友 笹谷創の音楽的全面協力で2年の歳月をかけて制作。佐藤はメイン作詩、プロデュース、アートデイレクション、ドラム、field recordingも手掛けた。

1曲ずつ独立しながら全曲聴くことで1篇の声の映画が浮かび上がるサウンドトラック的な、詩の特性である「わからないものをわからないまま」味わう“ネガティブ・ケイパビリティ”に満ちたコンセプチュアルで不思議な手触りの1枚。

------同名の第5詩集(収録作「永遠の静物_Eternal Still Life」で日本詩人クラブ第10回「新しい詩の声」賞受賞)を紙の書籍にて同時リリース。双方間を往来し耳と目で複合的に視聴可能なメディア・ミックスの試みでもある。

着想当初より急速的に時世が移り変わる中で「詩」を胸に灯しひたむきに作り上げた本作。愛するものを奪われぬ、奪わぬために。くちびるに詩を。ポケットに生活を。まっとうな怒りを。何度でも繰り返す、愛しているを。それぞれの場所で声上げ続けるスポークン・ワードを。(2026年6月吉日 highball-girl/佐藤yuupopic)

アーティスト情報

  • highball-girl

    変名コードネーム”highball-girl(ハイボール-ガール)”は、日本の詩人 佐藤 yuupopic(以降、佐藤)が、2023年頃より用い始めた活動上の別名義。および「詩」を基軸に既存の枠組みを意識せず、他分野のアーティスト(アート・ユニット、ラッパー、落語家他)とのコラボレーションや共演含め、多様な形式、手法にて制作を実践、作品を発表し続ける延長線上に生まれた”プログレッシブ”な詩の表現プロジェクトの概念とその総称。「詩は記憶を記録するメディアであり過去/現在/未来を自在に往来可能なタイムマシーンかつ日々の暮らしと密接な存在」という、佐藤の眼差しのエッセンスが凝縮された思考形態の現れでもある。 【主な活動】音楽、映像作品への声の提供や撮影ワーク、"JOYFUL NOISE TRIO"(Okamoto Toshiyuki(mandolin)+TETSU MOLOTOV (electronics)の「静かなる音響術式」をバックに詩人high ball-girlがひたすら言葉を紡ぐ即興ノイズエレクトロニカ・ユニット)のvoice担当等。

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風神雷神や。

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