ドア越し漏れてくオレンジ色のニジ
しずくのしっぽが重なるハナウタにもう
いつもの儀式を遂行
傘を閉じてつむる通路席
神様の言う通り
蜘蛛の糸透かしてみた
あなたに名残の花かんざし
緋色の爪で撫でるよ
膝枕してても、してもなぜ冷たい
目をつぶったらほらもう消えてる
点と点結んで矢印指した場所
定理の証明みたいに簡単に無理
サイコロ1の目出るまで待つよ
蜘蛛の糸で掬って
代わりなど要らないの
高楊枝くわえて笑む
あなたを盛りの緋毛氈に
横たえ変拍譜の子守唄を
閉じ込め包んでも満ちない
緋のかんざしゆらり落ちてく
絡まりポトリと首折る彼岸花
滴るいきれに想いものみ込まれ
もうもうもうもう委ねて
朽ちてく花芯を惜しむように
甘噛みくゆり頬ずる
あなたに名残の花かんざし
緋色の爪で撫でるよ
膝枕してても、してても、しててもね
してもなお冷たい
目をつぶったらほらもう消えてる
- 作詞
つむぎ
- 作曲
GANI
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こきあけうつつ (feat. 知声)
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