雪月花のジャケット写真

歌詞

雪月花

Scene of Heaven

ゆらゆら 揺れる 波のまにまに 委ねて身を任せている

泡沫(うたかた)の夢 二度とは会えぬ あなた今も思ふ

手を引かれ歩いた 雪道消えゆく 吉野の山肌

紅色に姿変えてく 風舞い踊る花びら

ふわりふわりと 昔も今も 吹き抜けた風なに風か

恋風ならば ただしなやかに 恋しき香りだけでもいい

誘え すぐに 此処へ

恋しき面影 消え去り 慕う心宙舞うばかり

もう一度だけ もう一度だけ 昔に戻って

しずのおだまき

ゆらゆら揺れる 波のまにまに 委ねて身を任せている

後の世もまた その後の世も 巡り会え 染む紫の

雲の上 まで…

  • 作詞

    Nao

  • 作曲

    YUKIYOSHI

雪月花のジャケット写真

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    雪月花

    Scene of Heaven

2006年制作楽曲をリメイク。
和楽器ユニットRin'の十七弦担当
メンバーChieが箏で参加。


静御前が歌った句
「しづやしづ しずのおだまきくりかえし むかしをいまに なすよしもがな」
に着想を得て書きました。

「しずのおだまき」とは

苧環(おだまき)は
倭文(しず)という布を織る麻の糸をくるくる巻いた糸巻き。
「繰り返し」などを導く序詞として用いられた言葉です。

愛しい人と離ればなれにされ生きているうちにもうニ度と逢うことが叶わぬようになった静御前の心中。

吉野の山に逃げ、二人で見た真っ白な雪道や桜満開の美しさが今でも鮮明に思い出される。
確かにそこに存在した二人の時間をゆっくりと反芻し、

生まれ変わっても何度も貴方と巡り会いたい、
二人で仲睦まじかったあの頃に時を戻したい、
二つの想いをおだまきという言葉にかけました。

人生をゆらゆら揺れる波に例え、愛しい人への想いを馳せる、
昔も今も変わらない普遍的なものであると思います。

文 Nao

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雪月花

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アーティスト情報

  • Scene of Heaven

    Nao(Vocal) Aki(Violin) YUKIYOSHI(Piano,SoundProduce) の日本人3人のユニット。Producerは來住尚彦。 2007年コロムビアミュージックエンターテイメントよりシングル[千歳月。琥珀。]でメジャーデビュー。その後2008年ギターリストが脱退し、NaoとYUKIYOSHIで活動を続け、[棕櫚の手紙]、[十六橋]、[縷々の手紙]、三部作を一月毎にCD発売やLiveDVD発売等の活動をしていたが、2009年活動休止を発表。 Naoはその後ソロボーカリストとしてメジャーデビューし、様々なアーティストとともコラボレーションをしたり、メディアにも多数出演。また新たに三味線、長唄等、邦楽の世界に幅を広げる。また、既に配信されている雪月花の画像の文字はNaoが書いてものであり、水鏡などのジャケ写は自らが撮影してくる等と多種にわたって才能を発揮している。 リーダーYUKIYOSHIは元々作曲編曲家として活動していた事もあり、様々なアーティストに作曲や編曲にサウンドプロデュース、そして映画やCM、ゲームなど劇版音楽を担当したりとクリエイト活動に専念。現在も來住氏率いる和楽器ユニットRin'のサウンドプロデューサーである。 15年という長い年月を経て、ViolinistのAKIを新メンバーに迎え、2024年2月に新生Scene of Heavenとして復活。 Akiは浜崎あゆみや数々のアーティスト、ドラマに映画、ゲームといった劇伴等のストリングスのレコーディングに参加。Sceneとは2008年に共演。元々ソロで活動しており、毎年恒例のワンマンライブでは超満員。ソロ楽曲提供しているYUKIYOSHIと來住氏、そしてNaoからの熱烈なオファーによってSceneの参加を決意。 Producerの來住尚彦(Naohiko.K)は、Scene of Heavenは勿論、和楽器ユニットRin'、Zan等をプロデュース、メジャーデビューさせた。一方赤坂BLITZ、赤坂サカスのプロデューサーでもあり、また東京、京都、大阪でのアートフェアのプロデュースを行う。傍らNFTデジタルアートムービー『SHIP』を監督し、シンガポール、マカオで公開。 Scene of Heavenの総指揮する存在であり、Sceneは4人組だと言っても過言ではない。 今後のScene of Heavenは、毎月毎に一曲づつ配信予定。

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