歌詞

「明日東京タワーに登って2人飛び降りてしまおう」

そんな稚拙なありがちなこと君に提案した夜

君は優しく頷いてくれた

2人なら出来ると思った

赤く染まるシンボルは今日

僕にとっては虹色だった

繋ごうとした手はいつもちぎれるほど引っ張られ

振り向くといつも漫画で見た悪魔が手を振る

進もうとした足はいつももがれるほど引きずられ

振り向くといつか映画で見た恋は破綻してた

傷だらけの手足最後にしがみつくように

君にかけた電話

出ないなら終わろう無謀なことはやめる

それなのに君の声が聞こえた

「明日東京タワーに登って2人飛び降りてしまおう」

そんな稚拙なありがちなこと君に提案した夜

君は笑って頷いてくれた

2人なら出来ると思った

赤く染まるシンボルは今日

僕にとっては群青だった

傷だらけの手足最後に振り絞って

待ち合わせの場所へ向かう

君がいないのはなぜ電話をかけても

時間が過ぎても声が聞こえない

今日東京タワーに登って一人眩しい月を見る

そんな稚拙なありがちなこと僕はするつもりなかった

君は僕の提案から逃げた

1人では出来ないと悟る

赤く染まるシンボルの中

君に生きろと言われた気がした

「明日東京タワーに登って2人飛び降りてしまおう」

そんな稚拙なありがちなこと君に提案した夜

君は笑って頷いてくれた

2人なら出来ると思った

赤く染まるシンボルは今日

僕にとっては全てだった

1人の帰り道君がいない東京

赤いシンボルに月が刺さるのを見た